コスプレをするにあたり、簡単にできるメイク方法をまとめます。長文になりますので、時間のあるときにゆっくり読んでくださいね。メイク道具の使い方や、プチプラで買えるおすすめの商品などもまとめていますので、参考にしてみてください。
「コスプレメイクの手順(工程)が分からない!」と言う方は、「【初心者向け】基本のコスプレメイクの手順(工程)を写真付きで紹介!」をご覧ください。
また、「コスプレするのに必ずメイクしないといけないの?」という疑問がある方は、「コスプレにメイクは必要?すっぴんでイベントに参加してもいい?」をご覧ください。
コスプレメイクのために必要なメイク道具
化粧水
美容液
化粧下地
ファンデーション
アイライナー
マスカラ
ビューラー(まつ毛を上げるための道具)
つけまつ毛
カラーコンタクト
アイブロウ
リップ
ハイライター
シェーディング
化粧落とし(クレンジング)
化粧水・美容液について
化粧水・美容液の役割

お肌に潤いを与えてしっとりと保湿し、お肌の状態を整えるために使います。お肌のタイプは人それぞれですので、自分に合った化粧水を使うようにしましょう。
お肌のタイプというのは、普通の化粧水や刺激でピリピリしやすい【敏感肌(びんかんはだ)】、顔全体がパリパリカサカサと乾燥しやすい【乾燥肌】、おでこや鼻などのTゾーンはテカテカ脂っぽくなり、頬などは乾燥しやすい【混合肌】があります。
もし、自分のお肌のタイプが分からない場合は、一日の自分のお肌の状態を確認してみてください。一日中カサカサしていたり、皮がパリパリとむけているようなら【乾燥肌】です。また、ご飯を食べたあとや午後になったらおでこ、鼻などがベタベタ・テカテカして触ると脂っぽく感じる。でも、頬やそのほかの部分は比較的カサカサしていたり脂っぽくない場合は【混合肌】です。
【敏感肌】かどうかを確認するには、一度化粧水や美容液を使ってみる必要があります。市販されている化粧水を顔に塗ったとき、ピリピリしたり赤くなる場合は【敏感肌】です。「自分は敏感肌かどうか分からない」という方は、初めから敏感肌専用化粧水を使うのがおすすめ。敏感肌用ならお肌に優しい成分が使われていますので、安心して使うことができます。

化粧水、美容液の選び方
化粧水や美容液などのスキンケア商品はお値段も質もピンキリです。100均で手軽に買うこともできますし、大手百貨店で数万円単位の商品も販売されています。コスプレ初心者さんで、初めてスキンケア商品を買う!という方には、お手頃で買えて質もそこそこ良い商品をおすすめしています。
【無印良品の化粧水・美容液】はお試しサイズが安く買えるのでとてもお手軽。敏感肌さん用の化粧水・美容液もありますので、「もしかしたらお肌が弱いかも?」と言う人は敏感肌用を選んでくださいね。
おすすめの化粧水・美容液
・敏感肌専用NOV(ノブ)・・・お肌に優しい成分だけで作られているので、スキンケア初心者さんにも安心。
化粧下地・ファンデーションについて
化粧下地・ファンデーションの役割
化粧下地は、ファンデーションなどの化粧ノリを良くするために使うものです。化粧下地の中でも「コントロールカラー」と言って、ピンク、グリーン、パープルなどの色がついた化粧下地があります。色がついた化粧下地を使うことで、お肌の赤みやくすみをなくす、お肌を明るく見せるなどの効果がります。
ファンデーションは、お肌がザラザラボコボコしているのを整えたり、毛穴やシミなどを隠して均一にするために使います。
ファンデーションには、主に、粉タイプの【パウダーファンデーション】と、液体タイプの【リキッドファンデーション】があります。(その他にもスティックタイプなどがありますが、ここでは省略します。)
パウダーファンデーションはツヤがなく、しっかりかっちりと仕上がります。反対にリキッドタイプは、ツヤっぽい仕上がりになります。
化粧下地・ファンデーションの選び方
化粧下地・ファンデーション共に、コスプレをするときにはキャラによって使い分けるのがベストですが、それはコスプレやメイクに慣れてからでかまいません。まずは、ごく一般的な化粧下地とファンデーションを揃えましょう。
アイメイクについて
アイラインの役割
目の周りに塗って目をくっきり大きく見せます。アイラインを描くメイク商品には、鉛筆のようにアイラインを描く【ペンシルタイプ】、液体でスルスル描ける【リキッドタイプ】、やわらかいジェルでラインを描く【ジェルタイプ】などがあります。
また、定番色はブラック、ブラウン。定番のブラックなら目元をしっかり強調してくれます。ブラウンなら、目元を優しい印象にしてくれます。
アイライナーによっては、時間が経つとアイラインが落ちて「パンダ目」になってしまうものもあります。下記に、私が使ってみてパンダ目にならなかったおすすめのアイライナーをご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
アイライナーの選び方
撮影をしたときにアイラインがしっかりと映る【リキッドタイプ】がおすすめです。
コスプレに使うアイライナーは、「長時間落ちない」とうたっているもの、また、イベント会場で汗をかく可能性もありますので、「ウォータープルーフ(水をかぶっても落ちない)」がおすすめです。色は、初めは定番色の黒で問題ありません。
また、使ううちに分かってくると思いますが商品によって太さが違います。かなり太めのものから極細のものまであるのですが、初めは細かく描いていける【極細タイ】がおすすめです。
マスカラの役割
まつ毛に塗って、まつ毛を長く太くすることで目をパッチリさせてくれます。まつ毛が長いと女性らしく繊細な印象を与えることができます。
マスカラは、毛1本1本を太くしてバサバサなまつ毛にする【ボリュームタイプ】、毛1本1本をとにかく長くする【ロングタイプ】があります。
マスカラの選び方
つけまつ毛を付ける場合、マスカラを付けた自分のまつ毛はほとんど見えません。(つけまつ毛に自分のまつ毛をひっつける形になります。)ですので、どのタイプでもかまいません。
つけまつ毛の役割
つけまつ毛をつけることで、さらに目をパッチリ大きく見せることができます。
黒のつけまつ毛が定番ですが、色のある(白や水色など)つけまつ毛を使うことで、二次元キャラクター独特の雰囲気を出すことができます。
つけまつ毛の選び方
つけまつ毛にはさまざまな種類があります。コスプレをするキャラクターによって使い分けないと、キャラクターをうまく再現できないことがあります。また、最近は薄メイクブームなので(コスプレ界ではなく、一般的にです)ナチュラルなつけまつ毛も増えてきていて、コスプレには向かないつけまつ毛も多く販売されています。別の記事でもまとめますね。
カラーコンタクトの役割
瞳の色を変えることでキャラクターの再現度を高めます。「カラコンは必要ですか?」という質問を多く頂きます。これには、あくまで個人的な意見ですが「絶対におすすめ」します。カラコンがあることで、「2次元のキャラクターを再現する」ことがよりできるようになるからです。
カラーコンタクトの選び方
「コスプレカラコンおすすめブランドまとめ&理想のカラコンの選び方」に記載していますので、こちらを参考にしてください。
アイブロウの役割
眉毛の形を整えたり色づけるためのものです。コスプレをするにあたり、ウィッグと眉毛の色は揃えた方がより自然に見えます。(眉毛の色を変えない方もいらっしゃいます。それについて問題があると言っている訳ではありません。)
アイブロウの選び方
一般的には自分の髪色と同じ色(黒、茶)などを選ぶのですが、コスプレの場合は異なります。自分の眉毛をつぶし(見えないように)、その上からピンクや青などの色を付けることになります。こちらも、別の記事でまとめますので少々お待ちくださいね。
化粧落としの役割
化粧落としの選び方
名前の通り、メイクを落とすためのものです。コスプレメイクはイベント会場で落としていくのが基本です。(もちろんメイクによっては、普段のメイクとほとんど変わらないので、メイクを落とさずそのまま私服に着替えてイベント会場を出る方もいらっしゃいます。)
ただ、眉毛がピンク色だったり、私服に合わない濃すぎるメイクをしたまま公共の場に出るのはやめておいたほうがいいですよ。ですので、必ず化粧落としを持って行って着替えるときに化粧を落とします。
化粧落としには、一度メイクに馴染ませてから水で洗い流す【リキッド(液体)タイプ】、泡立ててから水で洗いがなす【石鹸タイプ】、名前の通り油からできたもので、洗浄力の高い【オイルタイプ】、お肌に優しい【ミルクタイプ】、ふき取ってメイクを落とす【シートタイプ】など色んなタイプがあります。
基本的に会場のトイレで化粧を落とすことはできませんので、【シート(ふき取り)タイプ】の化粧落としを持って行くようにしましょう。薬局やコンビニで購入することができます。
リップの役割
唇に色を付けたり、ツヤを与えるものです。すっぴんの唇のままだと、目元や他のパーツとのバランスが悪く野暮ったい印象になってしまいますので、必ず使いましょう。
女性キャラの場合は、ツヤツヤでぷるぷるになるリップを使ったり、真っ赤でセクシーに見せるリップを使うことがあります。男性キャラの場合は、キャラにもよりますが、ツヤツヤぷるぷるになるようなものではなく、少し色づけるために使うことが多いです。
リップの選び方
リップには赤系、ピンク系、オレンジ系、ベージュ系などのさまざまな色がありますので、キャラによって使い分けるのがベストです。何色ものリップが入った【リップパレット】を買っておくと、何色も買い足す必要がないのでおすすめですよ。
以上、コスプレメイクに必要なメイク道具について説明しました。
コメントを残す